インプラントは生体親和性の高い純チタンで、人工関節など様々な医療現場で用いられている金属です。
口腔内のインプラントはあごの骨との直接的な接触(オッセオインテグレーション)により結合・保持されます。
ブリッジや入れ歯とは異なり、普通の歯のような感覚が戻るのですから興味をしめす患者様が多いのも理解できます。

しかし、糖尿病などの生活習慣病・重度の歯周病・喫煙者の方などインプラント治療が難しい、あるいはできない場合もあります。インプラントは細菌感染による炎症に弱いため、長期間持たない可能性が高まってくるからです。

重度の歯周病
| 歯周病は細菌による感染症です。そのままインプラント治療をしてしまうとインプラント周囲炎を引き起こす可能性があります。
インプラント治療を希望される場合は、先に歯周病の治療を行う必要があります。 |
 |
糖尿病
| 糖尿病は軽度の免疫不全状態のため細菌に感染しやすいといった問題があります。
口腔内の感染症して血糖値のコントロールも必要になります。
インプラント治療を希望される場合は、主治医とよく相談してください。 |
 |
喫煙者
| 喫煙は血管を収縮させることから、歯肉の毛細血管まで血液が行き渡りにくくなり、細菌に抵抗する白血球が足らなくなります。そのため非喫煙者に比べインプラント周囲炎を引き起こす率が高くなります。 |

その他、心疾患・脳血管障害・高血圧症・肝機能障害・骨粗鬆症などの生活習慣病の場合、インプラント治療が行えないことがあります。

インプラント歯周炎とは?
細菌感染が原因でインプラントの周囲に起こる炎症で、自然歯の歯周組織に起こる歯周炎によく似た感染症です。原因もプラークコントロールの不足が原因で、インプラントの周囲に付着したプラークや歯石が細菌の温床となり起こります。

どんなに良いインプラント治療を行っても、インプラント歯周炎などで失ってしまっては意味がないのです。
インプラント治療後の定期管理やご家庭でのプラークコントロールも今まで以上に大切になってきます。
当歯科医院ではインプラントの適応と口腔内の衛生管理について詳しく説明しています。
CT検査により得た画像(データ)は3D画像診断ソフト(Simplant)を使用して解析します。
レントゲン写真と異なり、あごの骨や歯槽骨の凹凸、骨密度や神経の位置まで読み取ることができ、より安全で正確な治療計画を立てることができます。
